こんにちは。
CGC奈良虎は観戦に行きます。
みんな滅茶苦茶になってくれよな。
ゆるはすです。
さて、私狩猟免許の試験を受けてきました。
というのも…カメ五郎になりたくて。
狩猟への憧れ
『狩猟』
昔から憧れてた。
自然が好きだ。
何もないところに身一つで飛び込んで、あるものだけで工夫して切り抜けるのが楽しい。食料もスーパーで買うだけなんてつまらない。現地で調達したい。自分で獲物を仕留めて、解体して、料理して、味を確かめたい。「狩猟」というものをやってみたい。
そう思うようになったきっかけは何だろうと思い返してみて、思いつくのは「いきなり黄金伝説」のよゐこの無人島生活かな。子供ながらに魚を突いたり家を作ったりして「ギリギリで生きる」ということがとても面白く思えたのを覚えてる。
その影響かいつの間にやら狩猟、サバイバルに興味を持つようになり、最近はベア・グリルスの「Man vs Wild」、エド・スタフォードの「Naked and Marooned」「Naked Castaway」 なんかをよく見てます。面白いよ。YouTubeからみんなも見てみよう。
そういうのを見ていると、やっぱり思うんですよね。
「おれもやってみたい」って。
目標は『カメ五郎』
『狩猟』と聞いて、どんなものを想像しますか?
ぼくの場合、カメ五郎という人物を連想します。
皆さんご存じですか?カメ五郎。
YouTubeでサバイバル系の動画をアップしている人物です(サバイバル系YouTuberと言えばわかりやすいのかな?)。まあ上で挙げたベアやエドの和製版だと思ってもらっていいです。山菜、野生動物などに関してやたらと知識が豊富で、一昔前はニコニコ動画で多摩川自給自足生活とかやってました。当時高校生だった頃からリアルタイムで動画を視聴しているぼくにとっては憧れの存在なのです。
ちなみに動画初期は亀を飼っていて、それが名前の由来っぽいです。爬虫類大好きマンとしてシンパシーを感じちゃうな。
そんなカメ五郎ですが、最近アップしているのが『狩猟生活シリーズ』の動画。山に籠り、罠を利用し鹿や猪を捕獲し、解体して、食べる。日本の山で。
これが自分には衝撃だった。
サバイバル、特に狩猟なんてTVやゲームの向こう側の世界で行われているもので、一般人の自分なんかがチャレンジできるものじゃないと思っていたから。しかし、彼はやっている。すぐそこの山で。自分も行ける範囲の世界で。
もしかして自分もできるのか?
狩猟…できるのか!?
狩猟には免許が必要
そんなこんなで狩猟にチャレンジしてみようと思い立ったわけで、いろいろと調べてみました。
私がチャレンジする「狩猟」とは、
法定猟法により狩猟鳥獣の捕獲等をする行為を指します。
国内でも当たり前に行われているものなんです。
法定猟法という言葉が使われている通り、無制限に行っていいものではなく「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」に則った形でのみ許可されています。何も考えずただ山に入って目に入った動物を獲るのは違法である可能性が高いため要注意。
鳥獣保護管理法では狩猟を行う条件の一つとして、
「狩猟免許」を保有していることが定められているんですね。免許が無い方は基本的に野生動物を捕獲しちゃいけないんです。(家に出たネズミやモグラはOKなど例外はあるけど)
そしてその狩猟免許は猟法によって大きく3つに区分されている。
わな猟、網猟、そして銃猟です。
わな猟
文字通り、わなを利用した猟法。
私が取得を目指す狩猟免許はわな猟免許になります。(カメ五郎が持ってる免許もこれだよ)
仕掛けを踏むことで作動するわなを野生動物が通りそうな道に仕掛け、捕獲します。わなの種類はワイヤーで動物の足首を締めて拘束するくくり罠だったり、箱に閉じ込めるはこ罠だったり色々ある。そしてその中には違法のものもあります。漫画によく出てくる、動物の足をはさみ込む罠ってありますよね。あれ、トラバサミっていって違法猟具の一つです。
狩猟対象は鳥類を除く20種類の狩猟鳥獣。
鹿や猪なんかも獲れるぜ。
網猟
網を利用した猟法。
狩猟対象は獣類を除く狩猟鳥類。鳥類のみです。
この猟法については勉強していないので詳しくないです。
網…網で獲れるのかな?投げるのか、網。
銃猟
銃を利用した猟法。
狩猟における花形猟法ではないでしょうか。
使用する銃によって、第一種銃猟免許、第二種銃猟免許と必要な免許が区分されている。みんなが連想する散弾銃やライフルによる狩猟を行う場合は第一種銃猟免許が必要になります。第二種の方は空気銃による猟。第一種の免許を持っていれば第二種の免許は不要だった気がする。大は小を兼ねるってね。
当たり前と言えば当たり前ですが、他のわな猟・網猟と比較して狩猟する上でのハードルが非常に高いです。免許の他に銃の所持許可証の取得なんかも必要なうえ、銃、弾丸、ガンロッカーの購入も必要なので手間も金もかかる。
その分、狩猟の楽しさは一級品…だろうなあ。
いつかやってみたい。
狩猟免許(わな猟)取得への道
狩猟を行うにあたり法律に則る必要があること、免許が必要であることを分かってもらえたと思います。まあ当然ですよね。野生動物を捕獲するような危険な道具を利用するわけですから。
ということで、狩猟の世界への第一歩。
それは狩猟免許の取得になります。私の場合はわなによる狩猟を行いたいので、わな猟免許が必要となる。実際にこの記事を書いている時点で既に狩猟免許の試験を受けてきているわけですが…
狩猟免許の取得はちょ~めんどくさいです。
受験申請の時点でやめた人もいるんじゃないかってくらいめんどくさいです。もうちょっと何とかならんのか、これ。
ぼくの他に「狩猟をやってみたい」と思っている人に参考にしてもらうためにも、少しでも背中を押すためにも、実際に免許を取得するまでの道をブログとして残しておこうと思います。
次回は狩猟免許受験申請について。
「診断書が必要って何!?」編、お楽しみに。