こんにちは。
コースの下見しただけで足が攣っちゃいました。
深刻な運動不足のゆるはすです。
さてさてさて。
CGC信州マウンテンパークHARD ENDURO選手権に参加してきましたよ。
信州マウンテンパーク
今回のCGC開催地は信州マウンテンパークなるコースです。
モトクロスコースとエンデューロコースが併設されていますが、他のCGC開催地と比較すると広さはやや控えめ。駐車場も元は20台程度しかキャパが無く、CGC開催当日は無理やり空きスペースに詰め込んでいました。すし詰め。
そんな広さ控えめな信州マウンテンパークですが、新設のロック+ウッズセクションを組み込んで本格的なHEDコースに仕上げたんだそうな。ワクワクさせるじゃん。
前日
自分はさわやかクラスにエントリーしていたので出走は土曜日。
当日の朝から出ても良かったんですが、何かしらトラブルがあった時が怖いので金曜の昼過ぎからコースへ向かいました。CGC前の金曜日なんて仕事する気にならねえよなあ!?
空が透き通るように綺麗で道中富士山が良く見えました。
こういうのを秋晴れっていうんですかね。
高速道路を3時間ぶっ飛ばし(助手席でボーっとしてただけ)諏訪湖周辺に到着。
えびちゃん運転ありがとう。
その後は美肌の湯ロマネットの良質なサウナで汗を流し、ダイニング美和でスゲー美味いカツと致死量の白米をかき込みエネルギー充填完了。どちらも凄くよかったです。諏訪周辺に行く機会がある方は是非行ってみてください。
しな主も流石に凍死したみたい pic.twitter.com/siQxiyJMFm
— えび@寺山牧場 (@ebi_bike) 2021年10月29日
夜はコース周辺の駐車場で車外泊しました。
氷点下の中外で寝るのは初めてでしたが大して寒くなかったですね。恐るるに足らず(いろんな人に心配されてました)。結露でびっちゃびちゃになった寝袋から這い出して朝の一服を済ませたら…さあ、CGCだ!!
コース到着
6時半のゲートオープンに合わせて会場入り。
一番奥の場所を確保し、ちゃっちゃと車両を積み下ろしました。前回のダイナランドは直前で色々準備し始めちゃってハンドガード付けられなかったり給油し忘れたりと大変だったから今回は余裕をもってね。
それにしてもこのコースは参加者の数に対して駐車できるキャパが合っていなくて参加者もスタッフさん達も大変そうでしたね。コースまでの峠道に無理に駐車させて数を確保していたものだから、自分らの場所とほかの友人らが停めている場所がかなり離れていて移動するだけで疲れちゃいました。それでもちゃんと参加者全員駐車できていたみたいですね。スタッフの方々、誘導やら管理やら本当にありがとうございました。
だいぶ余裕をもって準備を終わらせてしまい暇を持て余していたので出走まではそこらを散歩してました。う~ん、毎度のことですが参戦車両にもいろいろあって見ているだけで面白いです。特にセロー700ね。一台だけ異質なオーラを放っています。
あと自分はTE250iにM5Bを履かせて走る予定だったんですが、冒険野郎さんやその他参加者ほぼ全員がガミータイヤ推しで、カタタイヤを履いている人なんて一人もいない状況にビビりその場でIRCタイヤさんにJX8へ交換してもらいました。あとになって「替えときゃよかった~」って後悔するのも嫌だし、一度は履いてみたいと思ってたので…まあこれもタイミングよかったってことで。
そんなこんなしているうちにミーティングの時間になり、おひな・ミニバイクラス出走。
これくらいの時間になってくるとさすがにちょっと緊張してきます。やるぜ…やるぜオイ!!
(運動不足過ぎてコース下見しただけで足首攣りました。大丈夫かこれ)
CGC信州マウンテンパーク さわやかクラス
てなことで洒落た感じのコースマップが公開されました。
今回は各セクションに難易度が設定されているのが面白いですね。さわやかクラスのカギは序盤にある5Gヒルと中盤のマウンテンロックであることがなんとなくマップからもわかります。(実際この2セクションで渋滞が発生してました)
出走15分前。
いつものジャージとTシャツに袖を通し、メットを装着。
よっしゃ!!いくぜ!!!
スタート
今回のテーマは「リザルト度外視で空気を楽しむ」としていたのでゼッケン番号は92とほぼ最後尾。前回前々回はほぼ先頭スタートだったのですが、先頭がスタートしてから最後尾が出走するまでって結構時間あるんですね。前の方にいる友人らがスタートするのを見届けて、しばらくしてから…
フラッグが振られた!
スタート!!!
前にいる友人らのゼッケンは40番くらい?なので少なくとも間に50台はいるのか。
さ~て、こっからどうやって追い上げようかな~。
スワイチロック
早速、地獄。
第一セクションです。
ここは滑りやすい岩が転がる登りのロックセクションで、難易度はそこまででは無かったです。ですがここは前が詰まるとかなり時間をロスする雰囲気があり、複数あるラインから如何に渋滞をすり抜けて進めるものを選べるかがカギだったかと思います。
自分は真ん中から入るラインを選択。
その後はちょいとZ切って上へ。比較的スムーズにクリアすることができました。このセクションだけでもかなりの台数をパスできた気がします。やったぜ。
そのあとは次のヒルへ向かうため、キャンバー気味な激坂を降りていきます。
道中で友人(とみくん)がバイクの下敷きになってて笑いました。いつも下りで死んでんなコイツ。
あ、カメラ見っけ。
yeah。
下りだろうが何だろうが、カメラを見つけたら一時停止して笑顔でポーズ。
レースじゃなくてお祭りなんだから、心に余裕をもって楽しまなくっちゃね。
5Gヒル
第2セクション、5Gヒル。
信州マウンテンパークはほぼ圏外なんですが、ここはたまに5G回線が入るということでこの名前になったんだとか。
さわやかクラス攻略のカギはこのセクションだったのではないかと思っています。というのも、ここで大渋滞が発生したから。ここはウッズの中ふかふかな路面を登るヒルで、空いていれば速度をつけてクリアできそうな感じ…なのですが。
一台失敗したらそれに続いて次も…そしてその次も…。後ろがつかえると下がって加速区間を確保することができなくなるので、先頭の人も進むに進めなくなるんです。そうして後ろを詰められると先頭は進めないのにどんどん後ろが増えていく、という負のループが発生します。ここ5Gヒルも同様の状況で大渋滞が発生。友人らもここの渋滞に捕まっちゃったみたいですね。
自分も渋滞に捕まっちゃったわけなんですが、、、
いや~たまんないね!!これよこれ!
これがCGCだよ!!
と、なんだか嬉しくなっちゃってめっちゃ笑ってました。
周りの全員が金払って苦しみに来てる異常者なんだと思うと楽しくなっちゃいますよね。(この渋滞の中で手叩きながら大笑いしてた自分も相当おかしかったかも)
自分はコーステープ右端から左端へキャンバーの中を登るZ切りルートを選択。
前がいなくなった隙に突っ込み、何とか登頂することができました。ふう。
あ、カメラ見っけ。
yeah。(真面目に走れ)
ちなみに5Gヒルの渋滞は自分が通った後に上半分がカットされたそう。
まああれだけ溜まっているとレースどころじゃないもんね。
霧ヶ峰ヒル
ここは5Gヒルから下った先にある何でもない登り。
何でもなかったんですが、自分はここでセロー700をパス。
おれはAD/Tacさんよりも強い。
絶対にセロー700の前も後ろも走りたくないってTwitterで散々言ってたわけなんですが、この後コース終盤までずっと一緒にいました。後ろから聞こえてくる排気音本当に怖かった。夢に出てきそう。
マウンテンロック
ヒルを超えた先に待ち構えるのが、信州マウンテンパークを代表するロックセクション。
難しいとか何だとかそういうものではなく、地道に一段一段登っていく感じ。それがかなり長いこと続くもんだから、ただひたすらに体力を削られました。し、しんどい…
自分は自慢じゃないですが身長がある方なので、こういうロックセクションは足を付きながら走れるためかなり有利です。先行されていた友人(5000兆stエンジン)にもサクッと追いつきました。走ってる最中はマジで誰だかわかんなかったんですが、こいつだって気付いてたら無理やりにでも抜いてやって良かったです。勿体ないことした。ネタ的に。
あ、カメラ見っけ。
yeah。(真面目に走る気がない)
迷宮の森
マウンテンロックを越えた後は長く続くウッズコース。
冒険野郎さん曰く「とても楽しい」。
何てことはない移動路のように見え「何処がきついん?」って感じですが…
それは体力がばっちり残っていて元気いっぱいだったら、の話。
CGC信州、試走の時に迷宮の森が楽しいって言いましたがマウンテンロックを走った後は疲れ切ってあんな切り返しとか微妙な石とかワダチとか全く楽しくなかった事を報告します。今更だけど改めて訂正致します。
— 冒険野郎 (@boukenyaro) 2021年10月31日
そう、ここはマウンテンロックで体力を削られヘロヘロになった状態で走り抜ける必要があります。体力的・精神的にも疲労がたまっている中走る倒木や根っこが散見され細かい切り替えしが続く長いウッズコースというのは、休む隙を与えない「しんどい」セクションなんです、、、
自分はというとウッズ区間はずっと超スローペースでチンタラ走ってました。前後に全く人がいなくてどっち進めばいいか分からないし、ミスってリカバリーに体力使うのもあほくさいしね。「確実」で「楽」なラインを選択し続け、何事もなく走破することができました。
あと、この森の中で唐突にロックセクションが現れました。
ふざけんな。タコ。(ここでセロー700が派手に転んだのを見届け、自分は先へ行きました)
鉄平ロック
ここが最終セクション。
コケだらけの大きな岩が転がる下りです。
ここはもう乗って降りるのは無理でした。
が、車体から降りればそこまで危険な下りでは無かったです。極悪な見た目に反して、時間をかければ確実に下りられる優しめなセクション。でもここ、下りながら結構急な切り返しが必要なとこがあったんですが…セロー700でどうやって降りたんですかね。
ここを下り切ればもう集計場。
イッシュウ達成!お疲れさまでした!!
あ、カメラ見っけ。
yeah!!(真面目に走る気はないです)
リザルト
そんなこんなで何とか周回することができたんですが、2周目のマウンテンロック手前でなんとチェンジペダルのスプラインが死んでギアチェンジができない状態になりました。
うわぁ~、あちゃー
とりあえずパドックに歩いて戻り工具をもってきて応急処置できるか試してみたものの改善せず。一速固定のままでもその地点からもう一周くらいできるだろうとは思いましたが、なんか満足してしまったのでそこでレースを終えました。120分のうち50分ほどを残して終了。後になって物足りなさを感じて、あの後も走ればよかったなーって思ったり。
気になるリザルトはというと…
さわやかクラス24位!!
結構いいじゃん!!
最後尾スタートだしそんないいリザルト出ないっしょと思ってましたが、運よく渋滞をすり抜けられたおかげで想定外に良いリザルトを残せましたね。身内バトルでもなんとか1着。俺より後ろになっちゃった人たち、ドンマイ。
その夜
ちょっぴり不完全燃焼感はあったものの、良いリザルトを残せたので今回は良かった良かった。その後はめっちゃ悔しがってるえびちゃんや他友人らと一緒に片倉館なる場所で風呂に入り、宴会用の買い出し後CGC指定のキャンプ場へ。
そこでは既に各所でテントが建てられ宴会が始まっていました。
真っ暗で、かつ外気温は氷点下だというのにそこら中から笑い声が聞こえてくる。
これこれ。
CGCって走るのも楽しいけど、宴会がもっと楽しいんだよね。
というかこっちがメインと言ってもいい。
買ってきた酒とツマミを片手に、テントを回って深夜まで騒ぎましたとさ。
うんめえモン食わせてくれたこばたく、金田くん、かいぢんさん、その他。本当にありがとうございました。いい夜を過ごさせていただきました。
— 金田 (@3o2k64dksk86) 2021年10月30日
DBどこ? pic.twitter.com/723CIhuRnN
— かいぢん (@53x_kaizin) 2021年10月30日
その後はまた車外泊しました。
ちゃんと熟睡できたよ。
おはようございます、凍死しませんでした#CGCを許さない pic.twitter.com/8O079tTLSO
— しな主 (@red25522) 2021年10月30日
まとめ:また会おうぜCGC。次もさわやかクラスでな!!
二日目の31日、この日は身内からついにゲロゲロクラス参戦者が出たということでかなり熱の入った応援をしておりました。結果的に彼はイッシュウ達成。初林道でチェーン外れて泣きべそかいてた奴が立派になりやがって…あいつはわしが育てた。
てな感じでCGC信州マウンテンパークは終了。
怪我もなく車体も壊れず(ペダルは死んだけど)…てか今回転倒してないかも!?
レースも宴会も楽しむことができて大満足なイベントでした。
前述したとおり今回はリザルト度外視で気を抜いて走ってたわけなんですが、うん。自分にはこの走り方が合っている気がしました。なんだかその方が肩の力が抜けていつもよりスムーズに走れたと思うんです。それにもともと自分は真剣勝負をしたいわけじゃなくてみんなと同じコース走ってワチャワチャ遊びたいからCGCに参加しているわけですしね。
しかしまあ、周りのみんながやる気満々で毎週走るぞ!次はゲロゲロや!と息巻いており過激派HEDライダーへと変貌していて…いやー、こいつらと一緒に走れるのもあと少しの間なんだろうなあと寂しさを感じます。(実際今回さわやか走ってて難易度的にゲロゲロのが楽しそうだなあと思ったりはしましたが…)
何にせよ、次も参戦します。
奈良トラは…奈良漬け走るの嫌だから、さわやかもしくは観戦クラスで!
また会おうぜCGC!