こんにちは。
最近職場の都合で休日出勤が非常に多い。
自由に遊べる時間が欲しいゆるはすです。
お久しぶりです。このブログも長らく放置しちゃいましたね。
最後に記事を書いてから色々あって手持ちの車両が変わったので、それについて書いておこうと思います。
さよならTC125, WR450F
最後に記事を書いてからもう4ヶ月。
あの時はFE450、WR450F、TC125の3台持ちとかいう意味の分からない車両構成だったのか…まあ自分でも何がしたいのかよく分かってませんでしたからね。結局色々あってWR450FとTC125は手放しました。
WR450Fは想像以上に乗りやすくて、いや乗りやすすぎて、それがしっくりこなくて2~3時間乗っただけで早々に身内に譲りました。以前乗ってたキャブのWR450Fみたいなカリカリなのを想像してたらトレールじゃん!みたいな。九州から輸送して車検取って色々パーツ変えてかかった金額ほぼそのままで売るっていう、結果としてやってたことは慈善事業でしたね。
TC125の方は結構気に入ってたんですがいつも遊んでるメンツが2st125卒業ムードになりまして。さすがに2st大排気量の集団と一緒にTCで遊ぶのはちょっと違うんじゃないかってことで乗り換えることにしました。売るときはだいぶ苦労しましたね~、エンデューロ仕様とはいえ中古の外車モトクロッサーは需要が無くて全く買い手が付きませんでした。(正直50万くらいで売れると思ってた)
ということで林道ツーリングマシンとしてFE450は続投。
やっぱりこいつが一番ちょーしええ。
で、TC125に代わるエンデューロ遊び用の車両を一台調達することになりました。
そこで選ばれたのがYZ250FXです。
よろしくYZ250FX
YZ250FX。
自分が購入したのは2020年式。
JECとかJNCCとか、クロスカントリー系?ハイスピード系?なんていうのかよく分からないけどそういうレースで「勝てる」マシン、なんかそういうイメージがあるバイクです。自分がやってるようなCGCみたいなハードエンデューロでは全く見ません。HEDのためにFX買う?もしかして君、バカ?みたいな扱い。
理由は高い速度域での使用を想定されて作られてるからHEDみたいな低い速度域だと扱いづらいとか、セルオンリーなのにバッテリーが上がりやすいらしいとか、2stよりも重い車重がキツイとか、まあ色々あるらしいです。
一方で4st特有のトラクション性能とか部品が安いとか、あとアルミフレームと音がカッコイイとか良いところもあるので、そういうところをヨシとして選択する人も稀に存在します。実際10年前くらいはYZ250FXがハード優勝マシンだったらしいし。2stが猛威を振るう今、あえて4st、しかもFXに乗る。かっこいいよね。逆張りオタク感が強いですが。
自分も過去にFE250とFE450をハードに使っていて4stに対しかなり良いイメージを持っていたこともあり、乗り換え先の車両として初期の段階から候補にありました。乗れる時間が少ないから強い車両として2st大排気量にするか迷うこともありましたけどね。
それでも最終的にはFXを購入しました。
決め手は安さです。この車両ガードモリモリで状態もいいのにめちゃくちゃ安かったです。他の候補だった250excの半額以下の値段でした。月一でしか乗らないのにそんな金かけたくないわってことで。
FXでハードエンデューロ
購入後に早速HED遊びに使ってみました。
最後にHED遊びしてから2か月半のブランクがあり、且つ車両もHEDに向いていないFXの初乗り。死ぬ以外の未来が見えない中、一体どうなっちまうんだ…と思ってました。
結果としては、「FX、いいじゃん!」
そういう感じ。
まず想像以上に低回転からトルクがあって、駆け足くらいの速度からめちゃくちゃ調子が良くなります。ある程度速度が乗ってくるとやっぱり4stは強いですね。さすがにナメクジみたいな低速だとビンビンで扱いづらいけど、逆に「ここ!」って時に瞬間的に回転数を上げて合わせやすく、一発ドカンの瞬発力はかなりのものだと感じました。
あと、2stみたいに急にパワーが盛り上がる来ることは無く、回転数に合わせてスムーズにパワーが立ち上がってくるから扱いやすい、というか素直な感じ。所詮は4st250…といっても回せばかなりのパワー感。そしてやっぱり全体的にトラクション感が良好。なんていうか、ピストンで地面を蹴るような感覚です。この感覚大好きなんですよね。
一方気に入らなかったところもあって、一番は始動性の悪さですね。
ギアが入っていると十中八九エンジンはかかりません。確実に再始動したいならまずNに入れ、祈りながらまず一回。かからなかったらタバコに火をつけ一服。落ち着いてもう一度回せばかかります。なんでキックオンリーよりもエンストからの再スタートで時間がかかるんだよ。
FXでよく聞く話としてバッテリーが上がるというものがあったので、走ってる最中はバッグに予備バッテリー入れて走ってたんですがこれは大丈夫でした。100回同じヒルをチャレンジして失敗するたびセルで始動してましたが上がらなかったです。長時間極悪なイゴに拘束されるとどうか、というところでしょうか。
最後に重さですね。動き出してさえしまえば重さのデメリットはほぼ感じることはありませんでしたが、倒した時の引き起こしや極々低速域では正体を現します。あとリアを持ち上げようとするとこれは不可能なのでは?ってくらいの重量感。まあこれは覚悟してたのでしゃーないですね。
初乗りは毎週乗ってるようなメンツと一緒で、もうレベルが違って一緒に遊べないだろうな…と思ってましたがFXに助けられ、想像以上に一緒に遊べて楽しかったです。相変わらずロングヒルは苦手でちょ~苦戦しちゃいましたがそれ以外だと競り合えるくらいで、ちょっとだけ帰ってからの酒が美味しくよく眠れました。
しばらくはFXでいきます
正直値段で妥協してFXを買ったところがありました。
初乗り前もこんなん乗れたもんじゃねえとなりすぐ売ることになるだろうなと思ってました。
でも乗ってみると意外や意外、全然いいじゃん!という感じ。
色々と得意不得意はありますが致命的なものは今のところ無いし、何よりも乗ってて楽しいです。2stだらけの中で自分だけ全く違う音を出すのが気持ちいい。逆張りオタクなので。
ということでかなり気に入ったのでしばらくはFXでやっていきます。
5月のCGC、出るか迷うなあ。
そんな感じ。