こんにちは。
お気に入りの飲み屋は掛川「さんぱち屋」。
日本酒が好きなゆるはすです。
さて、IRC祭りinいなべモータースポーツランドへ行ってきました。
楽しかったぞ。
全ての始まりは友人からの一言。
『お前、IRC祭り行かないん?』
IRC祭り…
それはCGCと並ぶ程の人気を誇るオフロードイベント。何とエントリー枠が販売開始5分足らずで完売するという人気ぶりらしい。なんかオフロードバイク乗りってイベントに飢えてない…?そんなことない…?
今年からオフロードを本格的に楽しみだした身として、これはぜひ参加しておきたい。参加枠の販売開始10分前からブラウザを3つ立ち上げ、開始と同時にジェットストリームアタックを仕掛ける。無事参加枠をゲットすることができました。
いなべモータースポーツランド
いなべモータースポーツランド。(以下いなべ)
自分がいつも通っているキョウセイドライバーズランドととの比較になるけど、かなりコースが広いことが特徴。なんとモトクロスコース、フラットトラック、初心者コース、エンデューロコースが併設されている。オフロード遊びをするうえで死角がないと言っていいほどの充実度。
エンデューロエリアに関しては、大きく分けて遊べるフィールドはざっくり2つ。モトクロスコース脇の小さめな北エンデューロコース、複数の小山が連なる広大な南エンデューロコース。
広大な土地を開拓し無数のヒル、ガレ場、どえれー難所が作られていて、自分の技量に合わせたものを選んで一日中楽しむことができる。というか一日じゃ回り切れないんじゃないか!?ってくらい広い。
こいつぁー近所にあったら通っちゃうね。
走行料は1日3500円。
スポーツ保険の加入は必須なので、サイトから要チェック。
IRC祭りの概要
そんないなべでIRCタイヤ主催のイベントが開催されました。
簡単に言うと午前にスクール、午後はフリー走行。
スクールは初級、中級、上級から選んでエントリー。
午前のスクールは1グループ10人前後をスタッフが引率して、コースに設けられたセクションを回る。スタッフさんはワタシオフロードチョットハシレル人たちが務め、カブ大好きオヤヂフリースタイルモトクロスのスゲー人DAICEさんだったり、シコクベルグチャンピオンの水上泰佑さんだったりと、とんでもなく豪華なメンツが揃ってました。
その時走る上でのポイントを教えてくれるので、
午後はフリー走行で試してみよう!という感じかな。
初級(10名):林道経験者でコース走行、レース未経験者の方※
中級(50名):コース経験者で、よりテクニックを磨きたい方
上級(40名):これからハードエンデューロにも参戦したい方
初級~上級の基準は☝のような具合。
初級は本当にフラットな場所で乗る際の姿勢を教わったり8の字書いたりと、本当の初心者向けと聞いていたので、自分は中級を選択しました。
ちなみに上級の内容は嘘で、説明は「お前を殺す」が正しいです。
当日
会場の近くで前泊していたので、そこからいなべ入り。
コースにつくと…おお、『イベントやってます』感がすごい。
検温・署名をしてサクッとエントリー完了。
ゼッケン用ステッカーに加えて参加賞(?)として傘(?)、ハンドバッグ(?)をいただきました。太っ腹~、サウナ行くとき使わせてもらおう。
それにしてもすごい人、すごい賑わい。
みんな楽しみにしてきてるんだな。まあ、よく見るとどこかで見た顔ばかりだけど。界隈が狭すぎてどのイベントに行ってもメンツが同じというオフロード界隈あるある。
装備を整え車両の最終チェックを済ませたら、集合場所へGO!
いやあ、ワクワク。
午前の部
まずは割り振られたグループと合流する。
MXコースの入り口にグループごとに集まるスペースが用意されてました。ぼくは中級3グループ。一緒に参加した仲間とははぐれちゃいました。
人見知りを発揮してちょっぴり緊張した中、人数を確認し早速スタート。講師の人は誰だったかな?そういえば自己紹介とかなかったような。
スタート後はいなべのコースに用意された15ほどのセクションを一つずつ回りました。中級とだけあってそれほど難しくはなく、「必死にヒーヒー言いながらクリアする」というよりは「ちょっと頭を使いながら余裕をもってクリアする」という具合。
走るときは講師の人が見ててくれたので、ちょっとしたアドバイスをもらいながら走ることができました。「シッティングよりスタンディングで」「自分の身体が先に動き、車体がそれについてくるイメージで」…了解っす!
最近考えながら走る機会が少なかったので良かった。
しかし、始める前に自己紹介の時間があればよかったかもですね。
講師やグループ内の他の人について何もわからないまま始まっちゃったので、「自分だけ下手で足引っ張っちゃったらどうしよう…」と緊張しちゃってました。せめて名前だけでも話せれば午前のスクールをもう少し楽しめたかもしんないっす。(講師の人たちも参加者のレベルがわからなくて戸惑ってた気がする)
と、あっという間に午前の部は終了。
トランポへと戻り、朝いただいた昼食券でパンとパスタ、コーラをゲット。これがまた美味かった。
午後の部
ご飯を食べて少し休憩したあとはフリー走行。
はぐれた仲間たちと合流し情報交換しながらコースを回りました。
にしてもやっぱ広いぞいなべ!
遊べる場所が無限にある!
仲間たちとやんやした後はなんかやべー人たちが集まっている場所にお邪魔しました。セクション名「地獄谷」。正直マジで行きたくなかったです。
あ~あ、綺麗だったbetaがぐちゃぐちゃになっちゃった。
南無…
— しな主 (@red25522) 2020年12月6日
別角度から https://t.co/Os45Vcuv2O pic.twitter.com/GxCIjOeYGJ
— しな主 (@red25522) 2020年12月7日
ちなみにこのセクションは入り口に複数の落とし穴付きヤチ登りがありまして、そこで死ぬほどひっくり返りました。その瞬間をIRCのカメラマンさんに激写されていました。
やだ~~~!!!助けて~~~!!
帰らせてくれ~~!!!(途中で帰った)
最後の最後は習ったことの復習やキンモチイイ坂でシメました。
いやー、うん。ちょっと上手くなった気がする!!たぶん!
夕日で山が真っ赤に染まる頃、IRC祭りは終了。
例年閉会式と抽選会?があるようなんですが、今年はコロナ対策ということで中止。ちょっと寂しいような気がするけど、時間になったら流れ解散となりました。楽しかったぜ。
まとめ
初めてのIRC祭り。
参加してみてわかったのは、いつもは一緒に走らない人たちと走ると良い刺激になるってこと。
自分はオフロードを走るとなるとだいたいメンツが固定化してる。仲間内だけで走ると身内ネタで思いっきり笑えるし、気を使わなくてもいいのでめちゃくちゃ楽しい。正直自分は仲間内だけで走るのが一番好き。今度林道行こ?しかし一方で、新しいワザや技術を目にする機会があんまりないんですよね。
他の人たちと走ると、自分にとって未知の技術を目にすることができる。そして「ここはこうすれば良かったのか!」という発見をすることができる。実際、今回のIRC祭りでも新しい小技を身に付けることができました。坂道でリア振る動作だったり、ヒルを登るときの姿勢だったり…エトセトラ。ほんと勉強になります。
鎖国状態で頭打ちになっていた世界に、ほかの文化を取り入れブレイクスルーを図る。そのためだけでも、参加する価値大アリだと思いました。
参加するメリットはそれだけじゃないですよ。
普段の走行料金が1日3500円なのにこのイベントは走行料金・スクール料金・昼食・参加賞含めて3000円!なんと通常よりも安い!!意味わからん!!実質タダじゃん!
来年も参加したいと思います。
少しでも興味があれば参加してみることをお勧めします。
オマケ(サスOH、その後)
さて、ババナショックスさんで前後サスペンションOH後、初のオフロード走行となったIRC祭り。その効果はいかほどだったかというと…
移動路走っただけでわかる。
最高のやつやん。
露骨に足回りが動くようになったので本当に感動しました。
今までちょっとでも段差があればハンドルを取られていたのに、タイヤが地面に吸い付くというか、しっかり段差をなぞるようにサスが動いてくれる。ちゃんと動くサスに変貌しました。別モノじゃん。
岩や根っこのあるヒルにある程度速度を乗せて突っ込んでも弾かれたりしない。今までは暴れる車体を抑え込むのに精いっぱいで楽しいというより「こわい」が先行してたけど、今は楽しいぞ!!
こ、これがホンモノのホワイト・パワーや~!!
ということでサスOHは大成功でした。
こら毎年OHしたくなっちゃうな。