こんにちは。
久しぶりにボルダリングをやってきました。
握力、持久力が落ちてるなあ、と実感したゆるはすです。
「サウナ天竜」さんのイベントへ参加してきました。
最高っす!
サウナ天竜
サウナ天竜…
それは人々に分け隔てなく蒸気と幸福を分け与えてくれる非営利団体。阿多古川のTAKI駐車場と二俣川河川敷で定期的にテントサウナ体験会を行っている。
代表?は鈴木タツヤさん。元々サウナ好きだったようで、コロナ禍でサウナ屋さんが休業し始めてしまったことをきっかけにテントサウナに手を出したとのこと。そしてハマりにハマり、「この素晴らしさを皆に伝えなくては」と参加費無料でこの活動を始めたそう…。神様かな?
この活動は本当に「サウナの良さを伝えたい」一心で行っているようなので、参加費は一切無料。なんてこった。こんなこと許されるわけないだろ、日本は法治国家だぞ。
ネットニュースにも活動を取り上げられていたので、是非ご一読を。
観光の火付け役に期待 天竜区にテントサウナ:中日新聞しずおかWeb
テントサウナとは
そんなサウナ天竜の活動のキーアイテムが「テントサウナ」。
最近サウナ好きの間で話題になっている激アツアイテムです。
文字通りテント型のサウナ。
何といってもその特徴は折りたたんで携帯することができ、好きな場所に設営しサウナを楽しむことができること。山奥の川沿い、キャンプ場、果ては自宅の庭なんかにでも。サウナの本場フィンランドのように湖畔に設営し、汗をかいたのち冷たい湖にダイブ!なんて楽しみ方もできてしまう。
その気持ちよさ故昇天してしまう人続出、近々法律で規制されるのではないかという噂すらあるヤベーアイテムなのだ。
サウナ天竜はそのテントサウナを複数台川沿いに設営してサウナを楽しむイベントを行っている。参加したら一発で魅了されること間違いなし。魅了された参加者が新たにテントを購入、それをイベントで設営、さらにイベント規模が大きく…というわけ。
1/10 サウナ天竜イベントへ
サフレ(サウナフレンド)がたまたまブログだかinstagramアカウントを発見。1/10阿多古川taki駐車場で活動を行うことを知り、友人ら4人で参加することに。
最強の寒波が来るって話題になってたけど大丈夫なのか?
さっき外気温2℃って表示されてたぞ!?
と寒さに不安を覚えながらも、初めて自然の中で楽しむテントサウナ。わくわくせずにはいられない。オロポ(有名なサウナドリンク)を作るためにコンビニでオロナミンCとポカリスエットを購入し、現地へ向かう。
到着。
駐車場から河川敷に降りてみると…おお。
既にテントサウナが数張り、ととのい椅子が複数設営されていました。
参加者は思っていたほど多くはありませんでした。20人いないくらい?
ふむ、結構コラボとかもやってるのか。
当日も少しですがポンチョやキャップなどのサウナグッズが販売されていました。81WORKSというところが刺繍をやってくださっているようで、グッズにはヴィヒタの刺繍が。洒落てるなあ。
見物はそれくらいにして。
まずは水温チェック。さてさて、どんなもんか…
さ、3℃…
てか、凍ってるし…
これは中々刺激的な水風呂ですね。
絶命してしまわないか不安になります。
しかし来たからには絶対に楽しむ。
外気浴用に買ってきたポンチョへフォルムチェンジだ。
これでいつでもサウナへ突撃できる。
いつ行くかいつ行くかとソワソワしているところ、主催者の方からお声かけいただきました。「いいよ、今!行け!」という言葉を受け、いよいよテントサウナへ。
今回お邪魔したのはロシア製テントサウナMorzh(モルジュ)。
テントサウナの中ではトップクラスの火力を誇り、「最強」といえばこれらしい。真冬でもあっという間にテント内の温度が100℃を超えるとか。
実際に入ると…うん。スゲー熱い。
テント内にはサウナ用のストーブが設置されていて、それを囲むように残りのスペースにベンチのような椅子が置かれている。やっぱり広くはないので、ギリギリ4人が座れるくらいかな。
ド寒い中小さなテント内が高温に保たれていることが不思議な感覚でした。また銭湯によくあるサウナとは違って湿度がとても高くて、そんなに息苦しくない。肌もヒリヒリしない。居心地いいな。
で、お楽しみはここから。
それは、ストーブの上に置かれたサウナストーンへ水をかけ蒸気を発生、体感温度を急上昇させ爽快な発汗を促す行為。「ロウリュ」だ!!
そう、テントサウナは参加者でロウリュを行い自分のペースでサウナ内の熱さをコントロールすること(セルフロウリュ)が可能なのだ!そこらのサウナ屋さんでこれができるところはそうありません。
サウナストーンへ水をかけると、
ジュワワァ~~という心地よい音とともに、分厚い蒸気が上から降ってくる。あ~、これこれ…。それに良い香りもする。ロウリュ用の水にアロマを入れてるのかな。耳で音を、肌で熱を、鼻で香りを楽しむ、ロウリュ。これがサウナだ…。
しかしサウナ好きのロウリュはこれだけでは終わらない。
Morzhが"最強"である所以はここから。
さらにストーンへ水を追加!
蒸気マシマシだぁ!!
ドッヒャア~~!!
あっちいい~~~!!!
体感温度急上昇!!
高温の蒸気が直撃する瞬間は息をすることすらできないレベル。例えるならしきじの薬草サウナ(フィーバータイム時)のような熱さ。いや、それすら上回るかもしれない。とんでもない熱さだ。想像を遥かに上回る火力。これがMorzhの実力か…。
身体が芯まで温まったらテントサウナを出る。
そして入るのが水温3℃の川。
もう身体がアチアチで「水冷たそうだしィ~」なんて考えてる余裕なんかなくて、「身体冷やさないと死ぬ!!!」という思考になっているのでみんな躊躇なく飛び込んでいきました。しかしいくら身体が温まっているといっても半分凍った川。そんなに耐えられるわけもなく、
ドッヒャア~~!!
つめてええ~~~!!!
30秒も耐えられず川から飛び出しました。
アチアチから氷点下。この温度差、やばい。
その後は身体をよく拭いてポンチョを羽織り、ととのい椅子へ。この椅子インフィニティチェアって呼ばれてるらしいんですけど、正式名称なんですかね。
椅子に深く腰掛けると押し寄せてくる、不思議な感覚。
身体の奥から熱い血液が鼓動に乗り、冷えて収縮した血管を押し広げていく。その鼓動感は他に経験がないほど強く感じられ、頭が揺れてしまうほど。その感覚を楽しんでると、なんだかボーっとして、浮遊感がして…
サウナ天竜。
テントサウナ。
阿多古川。
ありがとう。
生きる理由を僕は見つけることができました。
自然の中で行うサウナがこれほど幸福感を味わえるものだとは。
今回のサウナ天竜さんのイベントを通して初めて知ることができました。
その後、撤収開始の15時半までひたすらサウナを回し続けたっぷり楽しみましたとさ。もちろん撤収のお手伝いはしっかりして、次回の参加を約束してきました。(ちゃっかりサウナ天竜 磐田支部を名乗る許可ももらってきた)
サウナ天竜の皆さん、本当にありがとうございました。
サウナテント購入へ
さて、テントサウナに魅了された自分ら磐田市から参加した4人。
テントサウナ購入に踏み切りました。(4人で出資し合えば負担も軽い!)
購入したテントはサウナ天竜さんでも利用しているMORZH。
あの最強の火力を自然の中で…ウェヒヒ(ニチャァ)
近々テントサウナレビューができると思います。
ご期待ください。