ゆるりとはすくばーな

バイク中心 ゆるふわ生活

エンデューロライダーに向けた空調服のすゝめ 実戦投入編

こんにちは。

 

8月のCGC信州大町チャレンジフィールド、

誘われてケロケロクラスにエントリーしました。

 

いや~、きついっす。

ゆるはすです。

 

さて、今回空調服を実践投入してきましたので

そのレビューを書いちゃいますよ。

 

WORKMAN Windcore WZ3150 13Vモデル

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私が購入したのはワークマン windcore WZ3150 13Vモデル。

2021年から発売されたもので、2020年モデルと比べてちょっとグレードアップしているとかナントカ。バッテリー容量や風量の強化が施されたんだそう。

 

4段階で風量を調整できて、基本となる(?)9Vの風量モードで8時間連続稼働可能。そのバッテリーを同じくwindcoreブランドのファンと組み合わせて、半袖フード付きタイプのウェアに装着し使っていきます。

 

実際に使ってみて

早速購入した空調服、コースで試してきましたよ。

刮目せよ、これがやりまくり=オヤヂ=バトルスーツだ。

 

工夫次第で見れるようにはなる?

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やりまくり=オヤヂ=バトルスーツ

見た感じどうでしょう?

この日は本当に暑かったのでモトパンも履く気にならず、下は水着履いてます。う~ん、わけわからん見た目。

 

しかし、なんか思っていたよりもポッコリしないですね。

半袖タイプで腕部分も膨らんでいるので、それでバランスが取れているのかも。

 

ちなみに空調服の中にキャメルバッグを背負っています。これを空調服の上から背負っちゃえば、よりスリムな見た目になってやりまくりオヤヂ感ももっと薄まるでしょう。下もちゃんとモトパン履けばかっこよくなっちゃうか?

 

休憩中の体力回復速度が10倍になる

で、「本当に涼しいのか?」ということなんですが…

 

かなり涼しいです。

これちょっとすごいかも。

 

特に恩恵を受けられるのが、走った後に止まって(バイクを降りて)小休憩をする際。そういう時風が無いと滝のように出る汗が全く乾かず最悪になっていたんですが、空調服を着ていると汗がかなり少なくなる!!汗が出た先から蒸発していっているのが分かります。

 

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気分的には、暑い日に扇風機の前で服を捲り上げてお腹に風を当てるあれ。

あれを常にやっている感じです。想像しただけで気持ちいいでしょ?

 

がっつり走ってヒーヒー言った後、ちょっと休憩すれば☝の扇風機タイムが待ってる。体温を下げる効率が大幅に良くなるので、休憩時間を短くし走れる時間を長く取れるようになりますよ。

 

あと、見た目重視で半袖タイプ選んだけどこれも悪くないかも。

風が脇を通るからけっこー涼しいよ。

 

バッテリーは一日余裕で持つ

バッテリーの持ちも重要なポイントですよね。

ものにもよりますが、バッテリーを一日で使い切る方が難しいと思います。

 

前述したとおりWZ3150は風量を1~4の4段階で調整することができて、使用している風量によってバッテリーの持ちは変わります。かなり暑いときでも3で十分!ってくらいの風量なんですが(4は滅多に使わない)、3でも8時間連続稼働できちゃうんですよね。2だと11時間。

 

自分は9時から15時まで、2と3をメインで連続稼働させてみたところ20%しか残量減ってませんでした。ちょっと節約して使っていく必要があるかなと思ってたけど、全くその必要はありませんでしたね。

 

ポケットがあるのめっちゃ便利

あとこれはオマケみたいなメリットなんですけど、

空調服にあるポケットが結構便利なんですよね。

 

コースを走るとき、自分は手ぶらで行くよりもカメラやらタバコやらを持っていくことの方が多いです。しかし、モトクロスパンツってポケットが無いものがほとんどで、かつ夏になると上はシャツかジャージ一枚だから荷物を持ち運ぶ手段がほとんどない。キャメルバッグとかウエストバッグとかあればそこに収納できるわけなんだけど、いちいちバッグ開けて漁る必要があるなんて面倒だよね。

 

だけど空調服ポケットがたくさんついているので、そこにちょっとした荷物を入れておくことができます。こんなポケットがたくさんついてる上着なんて夏は暑くて着れたもんじゃないけど、"空調"がついているから大丈夫ってわけ!休憩中にサラっとタバコ取り出せてまじ便利。 

 

スピードが出てる時の恩恵は薄い

さてここまでメリットばかり言ってましたが、一つだけ欠点もあります。

移動路やツーリングなど、速度域が高い場面では涼しくなりません

 

というのも、走行で受ける風圧に空調服のパワーが負けてぺちゃんこになってしまうから。そーなるとただの防風ジャケットを着ているだけなわけで、汗が乾かないので何も着てないよりも暑く感じます。

 

まあ、エンデューロ用途で使うのであればそもそも速度域が高い場面は少ないし、そういう時は運動量も少ないのでそこまでデメリットは感じません。しかしツーリング用途で使うってなると…うーん。信号が多い街中で使う分にはメリットあるけど、交通量が少ない山奥走るんだったら着ない方が涼しいですね。

 

総評:着たら二度と脱げなくなる呪いのアイテム

ついに空調服デビューしてしまったわけですが、

ぶっちゃけもうこれを着ずに走る気は起きません。

 

メリットが大きすぎる。

技術の進歩に万歳。

 

特に「たくさん走って上手くなりたい!」という人には必須アイテムであると言ってもいいかもしれません。これを着るだけで休憩による体力回復スピードが全然違うので、より多くの時間を走行に充てることができるようになります。暑い日のエンデューロは「如何に上手く走るか」というよりは「如何に熱中症にならないか」が大きくなりがちになってしまうけど、そこが改善されますよ。

 

もちろんそれ以外の人にとっても有用なことに間違いはありません。

軽く走行するだけの人にとっても十分着る価値のあるものだと思いますよ。あ、ツーリングオンリーだったらあんまり恩恵受けられないけどね。

 

 

とゆーことで、おすすめです。

見た目は…まあ、頑張ってカッコよく着こなしましょう。

 

そんな感じ。